車内放送のない静かな空間「ひかりレールスター」サイレンス・カーは残して欲しい - とれいん工房の汽車旅12ヵ月:
'via Blog this'
こんばんわお嬢様、紳士の方々、今回も少し違うネタでお話をいたします。ブログのタイトルはレールスターひかりですが、ひかりレールスターの間違いであることは言うまでもありません。
いつもの様に乗っていたレールスターですが、新幹線がいよいよ九州の南の端っこまで行くことになったのを受けて、半減しました。一時間に二本あったのが一本です。減った分は「さくら」と「みずほ」に変わっており、日中は「さくら」、早朝と夕方辺りに「みずほ」が運用されております。タイトルの58X号と言う番号の列車は本当になくなっていました。今回はさくら579号
”折り返し「さくら」となる”自由席禁煙表記 posted by (C)you-kei(ゆーけい)
に乗車致しました。新大阪についたときには570号を名乗っている同車ですが、折り返しの際にこの番号になります。
博多方面から来て折り返し20番ホームに着いた後に行われる儀式こと車内清掃の終了を待ってから乗り込みます。まーとにかくなんですよ。これがすこぶるもどかしい。30分前から待っており絶対座れない待ち位置ではないので考えこむ必要は無いにしても、とにかく熱いの何の…何故か手元にあったハッカ油で暑さをごまかします。
車内というと、なにか特別にどうかしたのかというわけではありませんが、ドアあたりの内装は洒落ておりました。車内での楽しみといえばなんといっても車販こと車内販売。ここで家帰ってから何も考えなくていいように夕飯と洒落込みますが、この日は車販がなかなかやってこず、その最中にきっと弁当争奪戦が行われてしまったのでしょう。致し方なく柿の葉寿司をいただくことに。でもこれは穴場ですね。迷ったときは即効で「柿の葉寿司ありますか」と聞いてみましょう。
さて、以前ならばひかりレールスター583号が担当していたこの時間帯ですが、さくら579号も同じN700系なので以前と変わらぬ走りを見せながら福山までの鉄路を進んでいきます。この便の後で福山に停車する速達型の新幹線がありまして、それが新大阪19時9分発ののぞみで、さくら579号が福山について数分後に到着します。最近はひかりレールスターの影が薄まっているようで、その分のぞみとさくらとで役割を山分けしている感が否めません。新大阪の時刻表を見ているとのぞみってしこたま走ってますもんね。そのうちひかりの役割自体が影に消えて行くという洒落にできない話になってくるかもしれませんよね。なにせのぞみが福山に止まればひかりの意味はあるのかと。それにどうせ新尾道ひかり止まらないようなもんだし。
このネタの内容はたぶんどこかで話をしているものもあるかもしれませんが、新大阪を博多方面へ走る新幹線の車窓にまず飛び込んでくるのが宮原総合運転所で数両の特急と本当は所狭しの新快速がちらりほらりと見えます。視線を上に上げれば大阪梅田のビル群がこちらを見つめているさまが飛び込んできます。宮原の風景を見るたび「オレなんか絶対忘れ物してるよねえ?どこかに。」と言う念をこみ上げながらも「車販マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」というのは内緒です。
0 件のコメント:
コメントを投稿